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現場で働く自衛官【2つの採用区分】
自衛隊を受験するため、理解すべき「2つの採用区分」就職コースを紹介します。
この記事で紹介する制度
- 「自衛官候補生」(2年更新で自衛官として勤めるコース)
- 「一般曹候補生」(定年まで自衛官として勤めるコース)
なぜ、この2つの就職コースを理解するべきか?
結論から言うと、自衛官の約9割はどちらかの採用区分で自衛官になるからです。
広報官
受験資格については、18歳以上33歳未満です。学歴に関係なく試験に合格すれば採用が決定します。
本記事では、対比表を使い簡単に違いを理解できます。
「自衛官候補生」と「一般曹候補生」【対比表】
自衛官候補生 | 一般曹候補生 | |
---|---|---|
勤務年数 | 任期制「2年更新」 | 終身制「定年まで勤務」 |
退職金 | 更新時毎に支給 | 定年時に支給 |
試験科目 | 国・数・地理歴史及び公民・作文・面接・身体測定 | 国・数・英・作文・面接・身体測定 |
試験申込期間 | 年間を通じて実施 | 【第1回】令和6年3月1日~5月7日 【第2回】令和6年7月1日~9月3日 【第3回】令和6年10月1日~11月28日 |
給料 | ¥198.800(高卒) ¥209.500(大卒) (¥157.100入隊後3カ月間) | ¥198.800(高卒) ¥209.500(大卒) |
賞与 (夏・冬ボーナス) | 俸給月額等の4.5月分 | 俸給月額等の4.5月分 |
メリット | ・任用一時金22万支給 (入隊3カ月経過後) ・民間企業への再就職支援 ・退職時に多額の任期満了金 (例 2任期→4~5年で約220~265万) | ・定年まで勤務可能 |
デメリット | ・定年まで勤務するためには選抜試験合格が必要 | ・再就職支援制度がない |
Q&A よくあるご質問
- どちらの採用区分で受験すればよいか分からない。
-
併願で受験してください。両方合格した場合、いずれか1つを選択し入隊することが可能です。
「自衛官候補生」と「一般曹候補生」の【共通事項】
- 自衛官は特別職の国家公務員です。
- 公務員の中では比較的難易度が低い試験となっています。
- 安定したお給料をもらいながら人の役に立てる素晴らしい就職先です。
- 基地や駐屯地の部隊配属後の仕事内容は同じです。
面接対策として制度を理解する
面接で「自衛官候補生」と「一般曹候補生」の違いと、どちらを希望するか確認されることがあります。
どちらの制度で入隊を希望するか聞かれるよ。
両制度とも合格した場合は、ずっと自衛官でいれる「一般曹候補生」を希望すると回答しました。
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さいごに
警察や消防と違い、自衛隊の採用区分はたくさんあります。
今回紹介した「自衛官候補生」と「一般曹候補生」について興味のある制度を下記リンクからご確認ください。
自衛隊に就職する上で絶対知っておきたい基礎知識になっています。
\▼自衛官候補生について▼/
\▼一般曹候補生について▼/